TOPページ
川崎汽船が夏期恒例の記者懇親会
 (9/6) CMAの沖縄代理店に琉球物流
 (9/6) FedExがコロンビアで生鮮物流のCargexを買収

川崎汽船が夏期恒例の記者懇親会

 川崎汽船(KL)は8月30日、業界紙誌を招いて夏期恒例のメディア懇親会を都内で開催した。

 冒頭のあいさつで4月に社長に就任した明珍幸一社長(写真)は、夏休みに横須賀の観音崎公園や箱根を訪れたことに触れ、「同公園には殉職船員の慰霊碑があり、KLグループだけでも1476名・56隻もの犠牲を出した。こうした殉職者の方々によって今の我々があると考えると背筋が伸びる思いがした」と述べた。

 さらに、同社と同じく箱根駅伝が100周年を迎えるとし、「前期末に村上英三前社長が構造改革を断行し、加えて自動車船事業、ONEの立て直しに鋭意取り組んできた。この結果、第1四半期は黒字復活となった。今後も駅伝のように上り坂があったり平坦な道ばかりではないだろうが、1分1秒を稼ぐ姿勢でしっかりと利益をあげ、次につなげていきたい」と抱負を語った。

 また、乾杯の音頭をとった村上英三会長は、「東京五輪に向けて若い選手が活躍しているが、会社も若い人材を育成し多様性を生かしていく必要がある」とコメントした。

Last Updated : 2019/09/06