Evergreenは来20年1月からのIMOによる硫黄酸化物(SOx)排出規制に対応して、10月1日から新たな燃油サーチャージとして"IMO SOx Compliance Charge(ISOCC)"を導入する。
アジア域内航路では、北東アジア(中国/台湾/香港/日本/韓国)と、東南アジア(フィリピン/ベトナム/タイ/カンボジア/シンガポール/マレーシア/インドネシア/ミャンマー)の2つのエリアに分け、ISOCCの料率をそれぞれのエリア内輸送と、2つのエリアにまたがる輸送で異なる金額に設定している。
同一エリア内の輸送では、ドライは20'当たり40ドル、リーファーは20':50ドル/40'HC:95ドル。エリアをまたぐ輸送では、ドライは20'当たり60ドル、リーファーは20':70ドル/40'HC:135ドル。
導入される10月1日から12月31日まで上記の料率が適用され、以後、3ヵ月ごとに料率を見直す。
ISOCC導入に伴い、現在アジア域内航路で中国/香港/台湾の積み・揚げ貨物を対象に課徴しているLSS/DとLSS/Lは適用されなくなる。