川崎汽船(KL)はCO2を排出しない「ゼロエミッション東京」に協力して、9月6日に東京都にキャップ&トレード制度に基づくCO2削減クレジット3628tを寄付したと、このほど発表した。
キャップ&トレード制度は、大規模事業所(前年度の燃料/熱/電気の使用量が、原油換算で年間1500kl以上の事業所)にCO2排出量の削減義務を課すもので、義務量以上にCO2の削減を達成した超過削減量をクレジット化し、事業所間の取り引きを認める制度。KLは今後も環境負荷低減に向けて、高効率な海運のメリットを享受できる事業の実現を目指していくとしている。