TOPページ
T.S. Linesが2700TEU型4隻を発注、4500TEU型の新造か購入も検討中
 (9/13) MaerskがKooleと適合油生産で合意、Rotterdam港でVLSFO調達も
 (9/13) JR貨物がコンテナ位置情報管理の“TRACE”システムを30億円投じ更新

T.S. Linesが2700TEU型4隻を発注、4500TEU型の新造か購入も検討中

 T.S. Lines(徳翔海運)は9月6日、中国船舶工業集団(CSSC)グループの中船黄埔文沖船舶に2700TEU型コンテナ船4隻を発注したことを明らかにした。うち2隻はオプションで、第1船は2021年6月のデリバリー予定となっている。

 同シリーズは全長188.8m、全幅32.2m、ドラフト9.5mで、河川港であるベトナムのHochiminh港への寄港が可能な仕様。

 現在、同社は旭洋造船で1096TEU型船×4隻を建造しており、第1船が8月下旬に竣工、残る3隻も2020年7月までにデリバリー予定となっている。

 そのほか、台湾国際造船(CSBC)で1800TEU型船×6隻を建造中で、すでに4隻が完成して就航、残る2隻も本19年中に竣工する見込み。

 さらに同社では4500TEU型船の新造または買船を検討しており、好調な業績を背景に新造による積極的な船隊整備を進めている。

 T.S.は現在、36隻のフリートを運航中で、自社船の比率は約3分の1、これを2022年には50%に引き上げることを目標に掲げている。

Last Updated : 2019/09/13