TOPページ
Yang Mingが10月から低硫黄燃料サーチャージを導入
 (9/13) Wan Haiが11月から新サーチャージ“WBS”導入へ
 (9/13) MaerskがKooleと適合油生産で合意、Rotterdam港でVLSFO調達も

Yang Mingが10月から低硫黄燃料サーチャージを導入

 台湾船社Yang Ming (陽明海運、YM)は硫黄酸化物(SOx)排出規制に対応して、10月1日から新たに“低硫黄燃料サーチャージ”を導入する。

 バンカー価格がトン当たり300ドルを超えると課徴し、アジア〜北米西岸とアジア〜北米東岸航路は価格20ドルごと、それ以外の遠洋航路は50ドルごとに料率を設定している。バンカー価格は直近3ヵ月のSingapore(50%)/Rotterdam(25%)/Los Angeles(25%)の3市場の平均価格から算出する。

 対象はアジア域内航路やアジア〜北米航路のほか、欧州/地中海/中東/インド/オセアニア/中南米/大西洋など各航路ごとに細かく設定されている。また、アジア域内航路は距離に応じてZone 1とZone 2で料率が異る。リーファーコンテナの料率はドライの1.44倍。

 料率は四半期ごとに見直されるが、トン当たり50ドル以上の変動があった場合は月ごとに改定する。

Last Updated : 2019/09/13