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Wan Haiが11月から新サーチャージ“WBS”導入へ
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Wan Haiが11月から新サーチャージ“WBS”導入へ

 台湾船社Wan Hai Lines(WH)は来20年1月からの国際海事機関(IMO)による硫黄酸化物(SOx)排出規制強化に対応して、11月1日から新たな燃油サーチャージとして"Wan Hai Bunker Surcharge(WBS)"を導入する。

 バンカー価格がトン当たり400ドルを超えると課徴し、価格50ドルごとに料率を設定している。バンカー価格は直近3ヵ月の香港(60%)とSingapore(40%)市場の平均価格から算出する。

 対象はアジア域内航路のほか、アジア〜インド亜大陸/〜中東/〜紅海/〜南米西岸の各航路。アジア域内航路は距離に応じて地域A、地域Bで料率が異なり、その他の航路は往航・復航でそれぞれ料率を設定している。リーファーコンテナについては料率がドライコンテナの1.5倍。

 料率は四半期ごとの見直しで、適用の開始前月に発表する。19年第4四半期の今期から導入するが、今期は11月からの適用開始で、バンカー価格がトン当たり500.01〜550ドルにおける料率となる。

Last Updated : 2019/09/13