DHLはこのほど、Chicagoに“米州イノベーションセンター”を開設したと発表した。
同センターは、独のBonn近郊TroisdorfにあるDHLイノベーションセンターおよびシンガポールのアジア太平洋イノベーションセンターと連携して、DHLがすでに実装している物流技術を展示するとともに、生産性と効率を大幅に向上できる将来のソリューションを調査・研究する。
広さ2600m2の施設は、顧客/技術パートナー/学者などと同社スタッフが、物流の革新のために協働するための場として機能する。
同社は北米の倉庫などで、ピッキングロボットを使用した最初の物流企業で、注文ピッキングを支援する自動運転ロボットにより、ピッキング効率を最大200%向上させるなど、物流のイノベーションに積極的に取り組んでいる。