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NYKが自動車船でカーボンオフセット実施
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NYKが自動車船でカーボンオフセット実施

 日本郵船(NYK)は9月18日、邦船社で初めてカーボンオフセットを実施すると発表した。

 二酸化炭素(CO2)のオフセット量は5000トン。同社の環境フラッグシップである自動車船Aries Leader(写真)が日本〜中東間1航海で排出するCO2量に相当する。

 カーボンオフセットは、温室効果ガス排出量のうち、自らの努力では削減が困難な排出量の一部、または全部や、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量(クレジット)を購入するほか、他の場所での排出削減・吸収を実現するプロジェクトへの参画などにより、排出量を埋め合わせる(オフセットする)こと。

 今回の取り組みは、現在の技術レベルでは削減が困難なCO2排出量に対してカーボンクレジットを利用することで、理論上、CO2排出量をゼロとする海上輸送を実現する。

Last Updated : 2019/09/20