セイノーロジックスは10月から、パナマの代理店をSicargaからPIER17 Panama, Inc.に変更し、中南米向けの輸送を強化する。
PIER17 PanamaはパナマでNo.1のNVOCCで、パナマ周辺国のコスタリカ/ニカラグア/ホンジュラス/グアテマラ/トリニダード・トバゴ/エルサルバドル/ドミニカ共和国/プエルトリコ/ガイアナ/セント・マーチン島の計10ヵ国に現地法人を持つ。
これまでは、パナマとベネズエラ以外の国ではすべてSicargaの代理店の手配だったため、FCLは対応不可だったが、新代理店であるPIER17 Panamaでは、上記10ヵ国に現地法人を持つため、現地での連絡や手配がスムーズに行えるほか、FCLの手配にも対応する。なお、PIER17 Panamaは近々、バルバロス/ジャマイカ/キュラソー島にも現地法人を開設予定。
PIER17 Panamaでは、パナマからは米国/中南米/カリブ海/南米など78ヵ所への輸送が可能で、そのうち41ヵ所はすべて自社混載便を仕立てるダイレクトサービスを提供している。直行サービス仕向地数もパナマのNVOCCでトップを誇る。
セイノーロジックスでは、日本から直接、中南米向け(カリブ含む)にサービスを提供するため、中南米へのアクセスが良好なパナマ(Manzanillo)向けにダイレクト混載を提供中。
東京からManzanilloまでのトランジット・タイムが17日という圧倒的に短い輸送日数が特徴で、中南米向けでは業界最速サービスとなる。東京/横浜/大阪/神戸/名古屋の各CFSで受託し、関西と名古屋のCFS受託分については東京に回送後、パナマまで輸送する。
新代理店PIER17 Panamaによる扱い開始船は東京10/5(土)出港のMOL Maneuver 049E次航。