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日通が印小売大手の物流子会社へ出資
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日通が印小売大手の物流子会社へ出資

 日本通運は子会社の南アジア・オセアニア日本通運を通じて、インドの小売大手Future Groupの物流子会社であるFuture Supply Chain Solutions Ltd.(以下、FSC社)の出資者と、FSC社の一部株式を取得することで合意し、9月20日にFSC社と株式割当契約を締結するとともに、FSC社の出資者と株式譲渡契約および株主間契約を締結した。

 規制当局の承認を条件として、株式譲渡手続きを20年1月に完了する予定。

 インド物流市場は、道路インフラの整備や、商品・サービスの供給に対する間接税導入によるサプライチェーンの再構築が行われるなど変革期にある。

 Future GroupはMumbaiを本拠として、全国に店舗を展開する大手小売グループで、FSC社は同グループの物流機能を担っているほか、グループ以外の企業にも3PL/エクスプレスサービス/温度制御物流を提供しているインド有数の物流事業者。日通はインド内外の一貫物流サービスなどの事業強化を目的に、FSC社の一部株式を取得する。

 日通は発行済み株式の13.4%を38億9330万ルピー(約60億円)で譲受するほか、発行される新株を25億1610万ルピー(約39億円)で引き受け、FSC社株の22.0%を保有する株主となる。

Last Updated : 2019/09/27