長錦商船(Sinokor)がことし12月、新会社“Heung-A Lines Co., Ltd.”を設立すると、Sinokorの日本総代理店シノコー成本が9月20日に発表した。
Sinokorは興亜海運(Heung-A Shipping)と、コンテナ船事業の統合に向けた取り組みを進めてきていた。
今回シノコー成本から発表された内容は、まず興亜海運がことし11月中旬に同社コンテナ船部門を“Heung-A Shipping Container Co., Ltd.”として一旦分割して、12月中に同社を清算、これと同時にSinokorが新会社Heung-A Lines Co., Ltd.を設立し、この新会社にHeung-A Shipping Containerの事業を移管する、というもの。
新会社の始動後、SinokorはHeung-AとSinokorのコンテナ船2ブランドを運営していくこととなる。
新会社Heung-A Linesの日本総代理店は、シノコー成本が務める。なお、従来Heung-A Shippingの日本総代理店を務める三栄海運のスタッフはおおむね、シノコー成本に転籍する見込み。