日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2019年7月コンテナ荷動き」は、往航が前年比3.9%増の149.3万TEUで5ヵ月連続のプラスとなった。7月単月としては統計開始以来、過去最高の荷動きとなっている。
アジア側は中華地域(中国、香港)が5.0%増、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が5.4%増とそれぞれプラスとなったものの、東南アジアが2.5%減のマイナスに転じた。
一方、復航は8.6%増の71.5万TEUで7ヵ月連続のプラスとなり、往航とともに高水準となっている。
