センコーはこのほど、大分地区での物流機能強化とBCP(事業継続計画)に対応するため、大分市内に“大分PDセンター”を竣工させた。
新センターは東九州自動車道の“大分宮河内IC”から約3km(車で4分)と好立地に位置し、建物は平屋建てのA棟、地上2階建てのB棟から構成され、2棟の間に庇付きの荷捌き場を設置し、雨天時の作業も可能となっている。
大分県は同社が注力する医療・医薬関連のメーカーが集積しており、近年多発する自然災害時には、サプライチェーンの分断を防ぎ、医療体制を維持する物流が求められる。
高台に建設された新センターは、非常用発電機や自家給油スタンドを設置するなどBCP対応を強化するとともに、拠点増設による事業拡大が図られる。
■センコー(株) 大分PDセンター
住所:〒870-0100 大分県大分市大分流通業務団地 3-3-1
敷地面積:2万2483m2/延床面積:1万7487m2/倉庫面積:1万1999m2
建物構造:鉄骨造 A棟は平屋建て(事務所2階建て)/B棟は2階建て
設備:貨物用エレベーター1基/垂直搬送機2基/ドックレベラー1基/非常用発電機250kW/
給油スタンド 20kl/空調設備 自動制御温度管理(5〜28℃)