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KLが広島大学など4者で共同研究、AIによる海上物流・市況の解析・予測
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KLが広島大学など4者で共同研究、AIによる海上物流・市況の解析・予測

 川崎汽船(KL)は、国立研究開発法人の海上・港湾・航空技術研究所/広島大学/丸紅と、AIを使った海上物流・海運市況の解析・予測に関する研究に共同で取り組むことに合意した。

 近年、世界中で一定サイズ以上の船舶を対象に、位置(座標情報)/速度/向き/寄港地/喫水などを、時系列的に網羅した船舶動静データを利用することが可能となり、さまざまな用途に使用されるようになっている。

 共同研究ではこうしたデータと技術を組み合わせ、 海上物流の推計を行い、高い精度を持つ予測モデルの開発可能性について探求する。

 海運市況は予測が困難な経済的指標だが、開発した手法を活用することで、 より精度・透明性が高い判断の実現が期待される。

 KLではAI・デジタライゼーション推進室をけん引役として、 AI/IoTをはじめデジタル技術等の活用をグループ全体で進めている。

 今回の取り組みでは、創立以来100年でKLが築き上げた海上輸送事業に関わる知見に、海上・港湾・航空技術研究所/広島大学/丸紅の経験と知識を掛け合わせることによって、新たな価値やビジネスモデルの創出を推進していく。

Last Updated : 2019/10/11