センコーグループホールディングスは10月9日、同社およびグループ傘下で冷凍・冷蔵事業を展開する（株）ランテック、タイの外食チェーン企業のMK Restaurant Group Public Co., Ltd.（MKレストラン）との3社合弁会社M-SENKO Logistics Co., Ltd.が、タイのサムトプラカーン県にM-SENKOロジスティクスセンターを10月8日に設立したと発表した。

　新施設はBangkok市内から約28km（高速道路利用で約30分）、Suvarnabhumi国際空港から約23kmに位置し、タイ国内の配送で利便性が高い。また、敷地内には冷凍（-25℃）、冷蔵（0〜4℃／4〜8℃／6〜10℃）の自動倉庫や可動ラックを備えており、幅広い保管温度帯に対応する。

　M-SENKOはタイ国内のMKレストラン各店舗への食材供給のほか、顧客開拓を進めタイでコールドチェーンを展開する。写真は新施設の外観。

■M-SENKO ロジスティクスセンター
　敷地面積：5万3200m2
　延床面積：2万6019m2（倉庫2万1747m2）
　主要設備：自動倉庫、可動ラック、ドックレベラー5基、非常用発電機