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連結トラックによる4社共同輸送が初の“省エネ計画”に認定
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連結トラックによる4社共同輸送が初の“省エネ計画”に認定

 国土交通省は10月4日、エネルギー使用の合理化等に関する法律(省エネ法)に基づいて、西濃運輸/日本通運/日本郵便/ヤマト運輸が実施するダブル連結トラックによる共同輸送を、初の“貨客輸送連携省エネルギー計画”として認定した。

 4社は“スーパーフルトレーラSF25”として、ダブル連結トラックを利用して2019年3月28日から、トラクター計6台で共同輸送している。

 西濃運輸/日本通運/日本郵便の子会社の日本郵便輸送社の3社が、東西のそれぞれの自社拠点間をトレーラ輸送するにあたり、ヤマトグループの関西ゲートウェイ(関西GW)と厚木ゲートウェイ(厚木GW)でヤマト運輸のトレーラを連結し、両GW間ではダブル連結トラックとして幹線輸送する。

 これにより、ヤマト運輸は関西GW〜厚木GW間でトレーラ1台を自社で運行せずに、他社トラクターに牽引してもらって輸送できる。

 SF25は積載量が従来の大型トラックの2倍となり、1度に大量の荷物を輸送できるほか、異なる事業者が1台の車両として運行するため、業界の課題である人手不足への有効な解決手段となる。 また、車両台数が削減できることで、CO2排出量低減にも貢献する。

Last Updated : 2019/10/11