Hapag-Lloydは10月10日、欧州を北部と南部に地域分けして、新たにセットアップする南欧地域の本社を、イタリアのGenoaに設置した。
Hapagでは、2017年のUASCとのコンテナ船事業統合により、地中海地域の重要性が増したため、欧州を北部と南部に分けて、競争力の強化を図ることにしたと説明している。
南欧地域はイタリア/イベリア(スペインとポルトガル)/トルコ/エジプトの各エリアおよび Area Med Agentsと呼ぶ19ヵ国からなる代理店を起用している南欧内エリアで構成されている。
今回、南欧地域の本社が置かれたGenoaは、1997年から同社のオフィス(写真は入居する建物)があり、現在、300人以上のスタッフが勤務している。
同社は欧州北部(Hamburg)、欧州南部(Genoa)、北米(米Piscataway)、ラテンアメリカ(Valparaiso)、中東(Dubai)、アジア(Singapore)という、世界を6つの地域に分けた事業体制を構築したことになる。
