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アジア〜欧州間の19年8月荷動き;往航145.2万TEUで6ヵ月連続プラス
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アジア〜欧州間の19年8月荷動き;往航145.2万TEUで6ヵ月連続プラス

 日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2019年8月コンテナ荷動き」は、往航が前年比2.0%増の145.2万TEUで6ヵ月連続でプラスを記録した。8月単月としては統計開始以来、過去最高の荷動きとなった。

 アジア側の積み地は、中華地域(中国、香港)が2.7%増、東南アジアが2.4%増とそれぞれプラスとなったものの、北東アジア(日韓台、極東ロシア)が3.3%減と2ヵ月ぶりにマイナスに転じた。

 また、欧州の揚げ地は、地中海に面していない北欧州地域が3.8%増、東地中海地域が2.9%増とプラスであったが、西地中海地域が5.1%減となった。

 一方、復航は13.5%増の67.9万TEUで4月以来の2桁増となった。復航はことしに入って8ヵ月連続でプラスを記録している。欧州の積み地は、北欧州地域が16.9%増、東地中海地域が8.4%増、西地中海地域が3.1%増とすべての積み地でプラスとなった。

 また、アジアの揚げ地は、中華地域が21.6%増、北東アジアが2.4%増、東南アジアが6.8%増となり、高水準を維持している。

Last Updated : 2019/10/25