Maerskはこのほど、2020年5月31日までの間、豪州とニュージーランド(NZ)向け貨物を対象に船積み前に必ず燻蒸を行うよう荷主向けに通達を出した。
同社によると、豪州の農業・水資源省(The Australian Department of Agriculture and Water Resources)からの要請により、 クサギカメムシによる被害が最も大きくなる時期に合わせた対応としている。Maerskでは、「現時点で日本は厳格な対象国ではないが、今後のクサギカメムシの検出数によっては対象国となる可能性がある」として注意喚起を行っている。
豪州では19年9月1日〜20年5月31日の期間に対象国で生産・出荷されるすべてのオープントップコンテナ/フラットラックコンテナ/ブレークバルク貨物について燻蒸が必須となっている。
詳細は豪州政府のサイト(http://www.agriculture.gov.au/import/before/brown-marmorated-stink-bugs)を参照。
クサギカメムシをめぐっては昨年、日本からNZ向けの自動車船の船内から発見され、入港規制が行われた経緯がある。
NZでは、輸入中古車に対する輸出国側での害虫処理を昨年9月1日から義務化した。これによって日本では現在、中古車の検査機関による熱処理を行って対応している。