Maerskはこのほど、発電機を補助するコンテナ型の蓄電モジュール(写真)を運航船に搭載し、船舶性能への影響や燃費削減、安全性などに関する実証実験を来年から開始すると発表した。
同社は2050年の脱炭素化に向けた具体的施策のひとつとして、蓄電モジュールによる船舶と港湾での電化を推進している。このコンテナ型蓄電モジュールは出力600kWで、米Trident Maritime Systemsが開発した。12月にシンガポールで同社のMaersk Cape Townに搭載される予定。
同船は現在、東アジア〜西アフリカ間で運航されており、来年から米国船級協会と協力して安全やコンプライアンスを確保しつつ、蓄電モジュールを搭載したテスト運航を行っていく。
Maerskは、この蓄電モジュールのみによる船舶の推進はまだ技術的に難しいとしているが、同装置によって発電機を補助することで停泊時や出港時の燃費削減効果が期待されるとしている。
