マレーシア政府はこのほど、硫黄酸化物(SOx)排出規制強化を踏まえて、同国海域を航行する船舶について、オープンループタイプのSOxスクラバー(排ガス洗浄装置)の使用を禁止する方針を表明した。
マレーシア海事当局では、同国港湾に寄港する船舶は、低硫黄燃料(LSFO)に切り替えるか、洗浄水を循環利用できるクローズドループタイプ、オープンとクローズドの機能切り替え可能なハイブリッドタイプのスクラバーに変更することを推奨している。
スクラバーからの洗浄水の船外排出禁止は、ドイツ/ベルギー/米カリフォルニア州などが導入済み。18年11月にはシンガポールが、19年1月から中国、アラブ首長国連邦(UAE)のFujairah港がオープン式スクラバー排水禁止の方針を打ち出している。