デンマークの海運技術会社BunkerMetricは12月9日、開発したバンカー調達最適化ツール“Bunker Planner”の発表会見を、販売代理店に指名したベンライン・エージェンシーズ・ジャパン(BLAJ)の東京本社で行った。
B. Plannerは船舶の航海にあたって、航海エリア/スクラバー搭載の有無/タンクキャパ/港費/燃料油の価格などのデータをもとに、いつ、どこで、どんな種類の油を補給するのが最適なのかを、アルゴリズムを用いて瞬時に提案する。船社のバンカリング担当者の業務負担を軽減するとともに、平均2〜4%の燃料調達コストを削減する効果をもたらすという。
2020年1月からのIMOのSOx(硫黄酸化物)規制の強化を背景に、バンカリング担当者は多様で複雑化するバンカー市場に、適切かつ迅速に対応することを求められる。
B. Plannerの共同開発者で、ノルウェーOsloから来日したFernando Alvarez氏は、「ローカルあるいはグローバルな商品トレーダーと提携しない、あくまで中立公正な最適バンカリングのアドバイスを提供する立場だ」と説明する。
同社ではまず、バルカーやタンカーなど不定期船を対象に営業し、徐々に対象とする船種を拡大していく方針で、すでに日系船社のグループ会社を含む複数の船社が、トライアルを実施しているという。試用は2ヵ月間・10隻までとなっている。
料金については、削減できた燃料費の金額およびフリート規模に応じて、算出する方式としている。写真はAlvarez氏(左)と宮崎博正BLAJ社長(右)。
