日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2020年8月往航、6月復航の速報値を発表した。
8月の往航は182.6万TEUと前年比13.4%増の大幅なプラスで、2018年10月の174万TEU以来、単月で過去最高の荷動き量を更新した。
アジア側の主要な積み地は、中国が前年比17.4%増、ベトナムが31.2%増とアジア全体の荷動きをけん引したほか、韓国(3.1%増)、インド(2.3%増)、タイ(13.2%増)、台湾(0.5%増)などが前年比プラスとなった。一方、自動車関連の落ち込みが大きい日本は28.5%減と、ことしに入ってから前年比マイナスが続いている。
品目別では上位10品目のうち自動車部品(5.7%減)と履物・帽子・傘など(6.7%減)を除いて、すべての品目がプラスとなり、とくに1位の家具・寝具(37.9%増)、3位の機械類(29.5%増)、4位の電気機器(26.4%増)などが大幅に伸びている。
一方、6月復航は4.6%減の52.0万TEUで4ヵ月連続のマイナス。中国向けが26.4%増と荷動きが回復してきたものの、日本(16.6%減)、韓国(8.0%減)、台湾(5.9%減)などの減少が続いている。
品目別では米国から中国向けのプラスチック原料が伸びたことで、3位のプラスチック及びその製品が33.3%増と伸びたほか、7位の肉・酪農品・魚介類も21.2%増と荷動きが拡大している。
