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セイノーロジックスが日欧間で混載トライアル、国交省のTSR試験輸送を利用して
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セイノーロジックスが日欧間で混載トライアル、国交省のTSR試験輸送を利用して

 セイノーロジックスは、国土交通省が実施するシベリア鉄道輸送(TSR)での日欧間貨物輸送の実証実験を利用し、欧州向けの混載輸送を実施する。

 国交省が昨年度に続き、今年度もTSRを利用した日欧間貨物輸送の実証実験を行うことに合わせ、欧州向けに混載コンテナを仕立ててトライアル輸送を実施するもの。

 今回のトライアルでは、関東/関西/名古屋で貨物を受託後、富山へトラック転送し、富山CFSでコンテナバン詰めを行う。そして、富山港からVladivostok向けの本船にコンテナを積み込み、VladivostokからTSRによりドイツHamburgまで輸送する。

 富山からHamburgまでのトランジット・タイムは26日で、オールウォーターの欧州向け混載サービスよりもトランジット・タイムが大幅に短縮される。

 また、昨今の海上・航空輸送のスペースタイト状況において、代替輸送モードとなるうえ、航空便と比べても大幅なコスト軽減が可能となる。

 Hamburgでデバン後、同社の現地代理店手配により各混載貨物をそれぞれの仕向地へ輸送できる。

 トライアル輸送を行う本船は、富山を11/12出港し、Vladivostokに11/13寄港するVictory Star 034次航。その後Hamburgには12/8前後に到着する予定。

 現在、日本発・欧州向けのTSRを利用した定期混載サービスは存在しない。セイノーロジックスでは、歴代社長が、かつてシベリアランドブリッジ(SLB)輸送のパイオニアであったジューロ・コンテナ・トランスポート在籍時代にSLB輸送を手掛けた経験から、常に大陸ランドブリッジ網回帰への構想を描いてきた。

 同社は、今回のトライアル輸送で計測器を搭載し、その結果を今後のTSR利用サービスに活用していく計画で、将来的には、同社の混載サービスの新たな柱として、本格稼働を目指すとしている。

Last Updated : 2020/10/16