米連邦海事委員会(FMC)は10月7日、船社が課徴するコンテナのデマレージ(超過保管料)やディテンション(返却延滞料)などについて、支払い義務のない輸送業者に金銭的な責任を負わせていないか、調査を開始したと発表した。
本来なら実荷主(BCO=Beneficial Cargo Owner)が支払うべきデマレージなどのペナルティー料金を、BCOに代わってフォワーダーやトラック業者が負担しているケースがある、という業者からの申し立てを受けたもの。FMCでは11月6日までの30日間、関係者からパブリックコメントを募る。
これらのペナルティーは輸送契約上、荷主が支払い義務を負うが、この荷主をBCOに限定せず、フォワーダーやトラック業者も含むと拡大解釈することが妥当であるか、意見を求める。
以前からBCOとフォワーダーなど物流業者との力関係で、業者がコンテナに関する延滞料を負担することがあり、業者側は不満を募らせていた。
最近、新型コロナの影響で、コンテナの引き取りや返却が物理的に困難な状況にもかかわらず、延滞金を課せられる事例が発生していることなども、この問題をクローズアップさせているようだ。