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MOLが新造砕氷LNG船3隻を定期用船、北極海航路・東回り通年航行を実現へ
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MOLが新造砕氷LNG船3隻を定期用船、北極海航路・東回り通年航行を実現へ

 商船三井(MOL)は10月28日、100%子会社を通じて、PAO Novatek(本社:ロシア)を筆頭株主(60%保有)とするプロジェクト会社Arctic LNG 2と、ロシア北極圏のArctic LNG 2プロジェクト向け輸送に参画することで合意し、新造砕氷LNG船×3隻の定期用船契約を締結した。

 3隻は韓国の大宇造船海洋(以下、DSME)で建造され、2023年に順次、竣工する予定。主にヤマル半島に近いギダン半島のLNG出荷基地から、北極海航路を経由して、カムチャツカ(東回り)やMurmansk(西回り)に積み替え基地として設置されるFSU(浮体式LNG貯蔵設備)までの輸送に従事する。

 MOLでは、新造船は全長300m×幅 47mで従来の砕氷LNG船に比ベ船幅が細いうえ、推進機関出力を強化したことで、最大砕氷能力2.1mの高機能となり、冬期は氷が厚く航海が困難な北極海航路東側の航行が可能としている。

 ロシア北極圏から東回り北極海航路でアジアへ輸送した場合、西回りスエズ運河経由に比べ、航行距離を約65%短縮できる。

 MOLは2018年3月から砕氷LNG船3隻で、ロシア・ヤマルLNGプロジェクトの北極海航路での輸送に従事しており、その実績が評価された。

Last Updated : 2020/11/06