中国ECモール最大手Alibabaグループの物流子会社である菜鳥網絡(Cainiao Smart Logistics Network)は11月11日、日本市場への本格参入をことし9月末に果たしたと発表した。
ファーストマイルからラストマイル、倉庫管理、国際配送、トラック輸送、通関手続きにわたる、エンドツーエンドの物流・サプライチェーンサービスを提供する。
菜鳥のB2B倉庫では、横浜の倉庫が1万m2、神戸の倉庫は1万9000m2以上の広さがあり、両倉庫とも、最寄りの港から15km以内に配置されている。
横浜倉庫では、倉庫管理システム(WMS、Warehouse Management System)を導入し、日本国内への輸送および中国への輸出前の出荷前品質管理、事前処理と梱包をサポートしている。
東京と大阪にあるB2C倉庫は、それぞれ2万m2と1万3000m2の面積がある。東京については、成田空港と羽田空港にアクセスしやすい場所にそれぞれ1棟ずつあり、ともに空港から10km以内の場所に位置している。
国際輸送に関しては、菜鳥のサービスには航空便と船便の両方が含まれていて、現在、日本の横浜・神戸から中国の寧波・上海に向かうコンテナ船を週10便、航空便の輸送を確保するため、貨物専用便も日本と中国の間を毎日運航している。
また、日本通運/4PX/Sinotrans/宏遠グループ(Hongyuan Group)と提携し、ファーストマイルとラストマイル輸送の追跡リソース(トラッキングリソース)を提供し、日本と中国での通関手続きの迅速化を図っている。