日本海事センター・企画研究部がこのほど発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計に基づく「アジア〜欧州間の2020年9月コンテナ荷動き」は、アジア発の往航が前年比8.0%増の146.1万TEUで2ヵ月連続のプラス、9月単月としては過去最高の荷動き量を記録した。
9月往航のアジア積みは、中華地域(中国、香港)が12.9%増の2桁プラスとなり、全体の荷動きをけん引した。東南アジアは5.4%減、北東アジア(日韓台、極東ロシア)は5.9%減と、中国を除くアジア地域の減少が続いている。欧州では新型コロナの感染再拡大の影響を受けて、欧州側で巣篭もり需要が発生し、中国積み貨物が急増したと考えられる。
一方、欧州発の復航は5.1%増の70.4万TEUで3ヵ月連続のプラス。アジア側の揚げ地は、中華地域が15.5%増、東南アジアが8.6%減、北東アジアが6.6%減となり、往航と同様に中国揚げが2桁増となった。
