日本郵船(NYK)は12月1日、グループのNYK Bulkship (Asia) Pte. Ltd.(以下NBAsia)が、メタノール生産会社Methanex Corporationの100%出資会社であるWaterfront Shipping Company Limited(以下WFS社)と、メタノールを燃料とする新造ケミカルタンカー2隻の長期用船契約を締結したと発表した。
この新造船は、環境負荷の低いメタノールと重油とを燃料として使用できる、二元燃料エンジン搭載船。2022年に現代尾浦造船(韓国)で竣工し、NYK Shipmanagement Pte. Ltd.による管理のもと、WFS社に貸し出される予定。
本船の二元燃料エンジンは、メタノール使用時に重油と比べて硫黄酸化物(SOx)排出量を約99%削減し、粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)排出量も削減できる、環境負荷の低いエンジンで、国際海事機関(IMO)が定めるSOx規制をはじめとした各種の環境規制に対応するとしている。
NYK Shipmanagementが管理し、NBAsiaからWFS社に貸し出される二元燃料エンジン搭載のメタノール燃料船として、2019年に竣工したTakaroa Sunに続き、今回の新造船が2〜3隻目となる。