川崎汽船は12月7日、名村造船所の伊万里事業所で10万重量トン型バルカーCape Ace(写真)が竣工し、このほど引き渡されたと発表した。
新造船は全長が約250m、幅43m、深さ18.7m、喫水12.9mで、載貨重量10万トン、6万総トン。
ばら積み貨物船のための共通構造規則CSR-BC(Common Structural Rules for Bulk Carriers)に対応しており、パナマックス型と比較して浅い喫水でより大きな載貨重量を確保できる6ホールドの幅広浅喫水船型に設計されている。
また、名村造船所が独自開発したNCF(Namura flow Control Fin)を船体船尾部に、Rudder Finを舵に搭載しており、プロペラ前後で水流を整え推進性能を向上させるとともに、主機関に電子制御エンジンを採用したことで省エネと環境負荷の低減を実現している。今後は国内製鉄会社向けの鉄鉱石および石炭輸送に長期従事する予定。
