山九は12月16日、現地法人の山九マレーシアがPort Kelang港内に「アジア・ハブセンター」を開設すると発表した。2021年10月に開設予定。
新倉庫は21年6月に同地に開設予定の物流センター(7万320m2)の一部を借り受けて運営するもので、山九としての倉庫スペースは2万m2。
新拠点はPort Kelang港の自由貿易区(FTZ)内に位置しているため、非課税で非居住者在庫や保管中の転売、荷姿変換などが可能なほか、輸出入手続きの簡素化や荷主のコスト削減、リードタイム短縮につながるとしている。
さらに同社は、倉庫の開設に先駆け、同港のターミナルオペレーターと20年5月に契約を締結してTSP(Transshipment Staging Post)サービスの提供を開始している。TSPを利用することで、コンテナヤードにデバンしない状態で荷物を優遇条件で保管することができ、一定のフリー期間を設定し、保管期間中に最終仕向け地を選択することが可能となる。
今後は港での在庫期間が短い貨物はTSPサービス、長期間の保管が見込まれる貨物は新設のアジア・ハブセンターを活用することで、アジア域内のサプライチェーン再構築のニーズに対応していく。
■山九(株)アジア・ハブセンター
住所:Lot 55711, CT8 Back of Terminal(BOT)Westport, 42009 Pulau Indah, Port Klang,
Selangor Darul Ehsan, Malaysia
仕様:平屋倉庫(高床式)、天井12m
コンテナバース:計48(クローズドドック)
倉庫耐荷重:3t/m2