商船三井(MOL)は12月11日、自社のドライバルク部門とグループ会社の商船三井近海を事業統合し、グループ内で組織再編すると発表した。
MOLの不定期船/木材チップ船/パナマックス事業(鉄鋼産業・国内電力向けを除く)と、商船三井近海の事業を統合する。
21年4月1日付けで商船三井近海の社名を変更し、MOLのドライバルク部門と営業活動を一体化したうえで、商船三井近海を存続会社とした新会社を設立し、22年4月1日付けで新会社に事業を譲渡する。
新会社は載貨重量が1万トンから10万トンまでのばら積み船/木材チップ船/多目的船など多様な船型・船種を運航するユニークな事業体になる。