TOPページ
日通が武漢に新設の物流拠点を稼働、中国で消費財国内物流を強化
 (12/18) CMAがアジア〜欧州航路の船腹増強、21年第1四半期で前年比10%増へ
 (12/18) MOLが商船三井近海とドライバルク事業一体化で新会社設立

日通が武漢に新設の物流拠点を稼働、中国で消費財国内物流を強化

 日本通運は12月17日、中国現地法人の日通国際儲運有限公司が湖北省武漢市に拠点(写真)を新設し、11月からアパレルの国内物流拠点として本格稼働を開始したと発表した。

 中国では経済発展に伴い内陸部の購買力が上昇し、アパレルをはじめ消費財の流通量が大きく増えており、そうした物流をターゲットとする。

 中国内陸部の武漢は、地理的に主要都市の中心に位置する交通の要衝。日通国際儲運では同市に拠点を新設し、沿岸部の東莞(広東省)にあるアパレルを扱う同社拠点から、熟練スタッフを武漢へ派遣して、業務を本格的に開始した。

 今後、この武漢拠点を中心に、日用雑貨/アパレルなどの消費財の国内トラック輸送/店舗向けルート配送のネットワークを構築する。

■新倉庫の概要
 住所:湖北省武漢市江夏区鄭店街道旁一村
   第一産業集団物流園
 構造:鉄骨造、平屋建て
 延床面積:2万4000m2
 主要設備:フォークリフト12台、RFID読取機11台、24時間守衛、CCTV

Last Updated : 2020/12/18