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北極海資源輸送でのロシア籍船利用、露政府が限定免除を検討へ
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北極海資源輸送でのロシア籍船利用、露政府が限定免除を検討へ

 国土交通省は、12月2日に同省およびロシア運輸省による日露運輸作業部会第7回次官級会合をテレビ会議で開催し、両国の運輸分野での協力について意見交換を実施、この結果を12月21日に発表した。

 海事分野では、ロシア北極海域で採掘された天然資源の国際海上輸送をロシア籍船に限定する法律、およびロシア建造船の利用を義務付ける法案について、日本の海運企業の参画に悪影響がないよう対応を要請。

 ロシア側から、企業側の要請があれば、ロシア政府は同国籍船使用義務の免除を検討するとの回答を受けたとしている。

 また、鉄道分野では、シベリア鉄道による貨物輸送パイロット事業の進捗状況の共有、シベリア鉄道のさらなる利用促進のほか、Voronezh都市鉄道整備に向けた調査で協力を進めることに合意した。

Last Updated : 2020/12/25