国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、20年11月の日本の中古車輸出は9万7749台で前年比19.5%減となった。前月の10月実績は8ヵ月ぶりに前年比プラスとなったが、11月は一転して大幅なマイナスとなっている。
この結果、2020年通期の輸出台数は105万台前後になると見込まれ、19年通期の129万台を大きく下回ると予想される。
仕向地ごとでは、上位30ヵ国のうち12ヵ国が前年比プラスを記録したものの、上位5ヵ国が軒並みマイナスとなり、減少幅も2位のロシアを除いた4ヵ国が2桁減と荷動きが大幅に落ち込んだ。
