Ocean Alliance(=OA、CMA CGM/Cosco Shipping/Evergreen/OOCLで構成)はこのほど、本2021年4月からのサービス改編を発表した。
新サービス体制では投入船は333隻/410万TEUで、昨20年4月の325隻/380万TEUからは、投入隻数の増加は8隻だが、船腹量では30万TEUと大幅に増やす。
運航ループ数は、アジア発を起点に北米西岸南部(PSW)9/同北部(PNW)4/北米東岸・ガルフ7/北欧州7/地中海4/中東4/紅海2、および大西洋2の計39となっている。
ただし、メンバーのうちCoscoは大西洋航路で、OAとは別に1ループを単独運航する。
また、アジア〜北米航路ではPSWとPNWからの復航(輸入)で、それぞれ1ループが日本へ寄港していたが、このうちPSWのAAC2では東京を抜港し、代わって釜山へ寄港する。
PNW航路のEPNWの復航での東京/大阪寄港は継続する。
一方、ベトナム発・米国向け貨物の増加に対応して、北米航路でのCai Mep寄港ループはPSW:4/東岸・ガルフ:3の計7に増えている(従来は2/2の計4)。
OAの主要航路の寄港ローテーションは表の通り(サービス体制はCosco発表に基づく)。
