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三菱倉庫が医薬品保冷配送Sv.を拡大
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三菱倉庫が医薬品保冷配送Sv.を拡大

 三菱倉庫は1月28日、医薬品の適正な流通基準であるGDP(Good Distribution Practice)に対応した医薬品の保冷配送サービス「DP-Cool」の配送エリアを沖縄に拡大すると発表した。

 今夏までに、医薬品専用の海上コンテナ「DP-Coolコンテナ」を沖縄向け保冷医薬品の輸送に投入し、沖縄向けサービスを開始する予定。

 DP-Coolは、三菱倉庫が医薬品専門の運送子会社であるDPネットワークと共同で展開している医薬品保冷配送サービス。

 特徴は、(1)保冷医薬品(2〜8℃)をDPネットワークの配送拠点から医薬品卸会社へ直接配送し、輸送途中の積み替え回数を減らすことで、温度以外の点でのリスク低減を図っている、(2)DPネットワークの各配送拠点は、保冷施設に直結したドックシェルターを完備している、(3)配送拠点や医薬品専用車両、海上輸送コンテナについては、保冷施設内や荷物室内の温度分布調査をはじめとするバリデーションを実施し、温度管理機能の適格性を確認している、(4)DPネットワークの温度モニタリング・トレーサビリティ・センターが輸送途上の温度を監視・記録している、など。

 三菱倉庫はこのDP-Coolサービスを現在、北海道/本州/四国/九州の各エリアで提供しており、沖縄への配送体制を整えることで、GDP対応の医薬品保冷配送サービスを日本全国に提供することが可能になるとしている。

Last Updated : 2021/01/29