商船三井(MOL)は1月26日、同社と伊藤忠商事の合弁会社が発注したLNG船LNG Rosenrot(写真)が1月25日に韓国・大宇造船海洋(DSME)の玉浦造船所で竣工し、欧州ガス・電力事業大手Uniper SEの完全子会社であるUniper Global Commodities SE(以下UGC)とのLNG輸送契約に投入されたと発表した。
同船は、MOLとUGC社とのLNG輸送契約に従事する2隻目のLNG運搬船。1番船(LNG Schneeweisschen)と同様に、天然ガスと燃料油の二元燃料で稼働する低速2ストロークエンジンを採用することによって主機の燃費を効率化し、環境に配慮したLNG輸送を実現するとしている。
