CMA CGMは1月28日、エジプトAlexandria港における新たなターミナル運営について、同国当局と長期的なパートナーシップを締結することで合意に達したと発表した。
同港では現在、新たな多目的ターミナルが建設されているところ。新ターミナルは面積56万m2、2000m超の岸壁を備え、年間コンテナ取扱量は約150万TEUに達する見込みで、2022年の操業開始を計画している。
CMAは今回のパートナーシップについて、同ターミナルの運営のほか、ロジスティクスソリューション開発/港湾のIT化/海事およびロジスティクスにおける若い世代のトレーニングなどを行うとしている。
CMAは地中海におけるターミナル・オペレータとして、拠点港であるMarseilles-Fosのほか、スペイン(Sevilla)/マルタ/ギリシャ(Thessaloniki)/シリア(Lattakia)などのターミナルを合計すると、約700万TEUのコンテナ取扱容量を備えている。今回のAlexandria港の新ターミナル運営により、地中海での港湾運営を強化する。