TOPページ
20年の中古車輸出は前年比18.0%減、コロナ禍で大幅減もロシアはプラスに
 (2/5) 日本→中国の20年11月荷動き;前年比6.8%増で5ヵ月連続のプラス
 (1/29) Sealandが2月末からIA2改編、青島追加で日本寄港は変更なし

20年の中古車輸出は前年比18.0%減、コロナ禍で大幅減もロシアはプラスに

 国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、20年12月の日本の中古車輸出は前年同月比9.1%減の9万7437台となった。20年通年では輸出台数が前年比18.0%減の106万2093台と、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって第2四半期から荷動き減少が顕在化し、大きな打撃を受けた。

 20年12月の仕向地ごとでは、1位のUAEと2位のロシアが前年比マイナスとなったものの、3位のニュージーランド(NZ)が微増、4位のチリ、5位のパキスタンが大幅に増加している(表参照)。

 また、20年通年の仕向地ごとでは、1位UAEが13.6万台(前年比20.7%減)、2位ロシアが12.6万台(同3.1%増)、3位NZが8.8万台(同21.3%減)と、19年から順位は変わらず、UAEとNZが2割減と苦戦するなか、ロシア向けは前年を上回り、コロナ禍でも日本の中古車輸出が増加している。

Last Updated : 2021/02/05