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日本→中国の20年11月荷動き;前年比6.8%増で5ヵ月連続のプラス
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日本→中国の20年11月荷動き;前年比6.8%増で5ヵ月連続のプラス

 日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2020年11月コンテナ荷動き」によると、日本発の往航が前年比6.8.%増の90.8万トンで5ヵ月連続のプラスとなった。

 11月までの累計は1.2%増の896.2万トンで、新型コロナの影響で荷動きが大きく落ち込んだ20年前半から盛り返し、前年比プラスを維持している。

 品目別では1位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が30.5%増と前月に続いて大きく伸びたほか、5位の「銅及びその製品」も62.3%増と大幅に増加した。

 一方、中国発の復航は3.4%減の174.7万トンで7ヵ月連続のマイナス。品目別では1位の「機械類」が7.3%増となったが、2位の「野菜、穀物、果実、採油用種子、茶など」が11.4%減となったほか、上位10品目のうち5品目が2桁減となっている。

Last Updated : 2021/02/05