日本海事センター・企画研究部はこのほど、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2020年12月往航、10月復航の速報値を発表した。
12月の往航は前年比27.5%増の176.3万TEUで、12月単月として過去最高を更新した。この結果、20年通年の荷動き量は3.9%増の1833.2万TEUとなり、2年ぶりに過去最高を更新した。
20年通年では、中国(2.4%増)、ベトナム(24.8%増)、韓国(5.2%増)、タイ(11.8%増)、台湾(5.0%増)などがプラスとなったが、インド(2.7%減)、日本(18.2%減)がマイナスとなっている。
一方、10月復航は8.6%減の52.7万TEUで8ヵ月連続のマイナス。トップの中国(3.6%減)をはじめ、韓国(6.3%減)、台湾(3.7%減)、日本(15.3%減)など主要な揚げ地が軒並み落ち込んでいる。
