日本郵船(NYK)、商船三井(MOL)、川崎汽船(KL)の邦船3社はこのほど、2021年3月期第3四半期(20年4〜12月)の連結決算を発表した。
経常利益を見ると、NYKは前年同期比217%増の1220億円、MOLは同48%増の729億円、KLは同74%増の429億円となり、3社揃って増益となっている。
3社コンテナ船事業の統合会社ONEの業績が大きく改善したことが、3社の業績を押し上げている。
下表は3社の第3四半期累計実績(上段)と2021年3月期通期予想(下段)。MOLとKLは営業利益では赤字となっているが、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益では、大幅な増益となっている。カッコ内は前年同期比増減率、▲はマイナス。
