CMA CGMは2月2日、米国西岸の港湾混雑に対応し、中国発・Oakland向けの直航サービスGolden Gate Bridge(GGB)を開始すると発表した。
GGBは、従来、中国・寧波/塩田〜Los Angeles間で運航していたSEAPRIORITY Express(SEA-X)を改編したサービス。
港湾混雑が顕著なLos Angelesを抜港し、上海/塩田〜Oakland間シャトルルートで運航される。Oakland寄港は2/12入港船から開始される。
CMAは2020年前半から後半にかけ、輸送需要が急増していた米国向けに対応するため、船腹量を39%増強した。さらに5月から12月にかけて、アジア発・米国向けに臨時便として25隻・11万4500TEUを投入してきた。
しかし、ことしに入っても米国向けの輸送需要は衰えず、さらにLos AngelesおよびLong Beachでの港湾混雑状況が深刻化していることに対応し、今回、Oaklandへの直航サービスを開始するもの。