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Hapagが2万3500TEU型6隻の建造で同社初のグリーンファイナンス活用
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Hapagが2万3500TEU型6隻の建造で同社初のグリーンファイナンス活用

 Hapag-Lloydは2月8日、2020年12月に発注した6隻の2万3500TEU型コンテナ船の建造で、グリーンファイナンス(環境に良い効果を与える事業に対する金融)を活用した契約を締結したと発表した。

 同社にとって初となるグリーンファイナンス契約は、独立した専門家による検証とDNVGL船級協会のセカンドオピニオンによる評価に基づいている。

 今回はそれぞれ3隻を対象とするファイナンスで、1つは韓国貿易保険公社の与信による銀行11社で構成された4億1700万ドルの12年満期のシンジケートローン、もう1つは中国工商銀行傘下のリース会社による、4億7200万ドルの17年満期のファイナンス。

 同社では新造する6隻は、LNGと重油で運航できる二元燃料エンジンを搭載し、従来型船に比べてCO2排出量を15〜25%削減できるとしている。

 6隻は韓国の大宇造船海洋(DSME)で建造されており、2023年4〜12月にデリバリーされる予定。

Last Updated : 2021/02/12