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日本郵船がZeebruggeの 完成車ターミナルで風力発電稼働
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日本郵船がZeebruggeの 完成車ターミナルで風力発電稼働

 日本郵船(NYK)は2月15日、子会社のInternational Car Operators N.V.(以下、ICO社)がベルギーZeebrugge港の完成車ターミナルに設置している風力発電タービン(写真)全11基が、稼働を開始したと発表した。

 ICO社は、Zeebrugge港湾局の関連会社Portfinecoおよび、再生可能エネルギー事業者ENGIEと、Zeebrugge港の完成車ターミナルにおける風力発電事業について、合弁会社ICO Windpark NVを設立し、運営している。

 風力発電タービンは周辺環境に配慮した上で設計・設置され、発電容量は合計44MW(メガワット)とターミナル内での年間電力需要を100%満たすことが可能としている。さらに、一部の余剰電力を売電する予定という。

 NYKは「Zeebrugge港での知見を生かして、NYKが世界各地で運営する完成車ターミナルへの横展開も視野に入れていく」としている。

Last Updated : 2021/02/19