Maerskは2月17日、世界で初めてカーボンニュートラル船を導入すると発表した。
同社は2030年までにカーボンニュートラル船を導入する計画でいたが、7年前倒しとなる2023年から脱炭素化にむけたゼロエミッション船を運航するとしている。ゼロエミ船はメタノールまたはバイオメタノールを燃料とした2000TEUクラスのフィーダー船を想定しており、低硫黄燃料にも対応した2元燃料推進システムを搭載する。
さらにMaerskは23年のゼロエミ船導入を皮切りに、30年にCO2排出量を60%削減、50年までにCO2排出ゼロとする新たな目標に掲げ、脱炭素化への取り組みを積極的に進めていく。