日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2020年12月コンテナ荷動き」によると、日本発の往航が前年比8.7%増の93.5万トンで、6ヵ月連続のプラスとなった。
また、20年の累計は1.8%増の989.7万で前年比プラスとなったものの、2年連続で1000万トンを下回っている。
日本発往航の20年累計の品目別では、1位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が4.1%減となったものの、「プラスチック及びその製品」が12.9%増、「銅及びその製品」が47.3%増と大きく伸び、20年通年では全体の荷動きがプラスとなった。
一方、中国発の復航は12月が1.1%減の171.3万トンで、8ヵ月連続のマイナス。20年の累計荷動き量は8.3%減の1972.6万トンとなっている。
