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日通の東日本医薬品センター竣工で国内の新設4拠点が完成
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日通の東日本医薬品センター竣工で国内の新設4拠点が完成

 日本通運は2月24日、東日本医薬品センター(写真)がこのほど竣工したと発表した。

 同センターの竣工により、日通が医薬品サプライ構築の核として計画していた国内4拠点(東日本、西日本、富山、九州)のネットワークが完成したことになる。

 東日本医薬品センターは、昨20年12月に竣工した西日本医薬品センターと同規模、17年1月竣工のTokyo C-NEXに次ぐ2番目の規模となる。

 東日本医薬品センターは、圏央道のほぼ中心に位置する立地を生かし、東日本エリア各地への供給に加えて、成田空港を利用した原料・原薬の輸入や製品輸出など、国内外の医薬品サプライチェーンを視野に入れた戦略的拠点として位置付けられている。

 日通は、医薬品の物流基準であるGDP(Good Distribution Practice)に基づく品質管理、医薬品供給のBCP対応やドライバー不足への対応など、医薬品物流の全体最適化を実現する供給網の構築をめざしており、国内4拠点の竣工、医薬品専用車両の配備、物流のトレーサビリティを実現するロジスティクスプラットフォームの構築によって、順次、医薬品業界の顧客にサービスを提供開始するとしている。

■東日本医薬品センター
 所在地:〒346-0029 埼玉県久喜市江面265-1
 敷地面積:3万5040m2/延床面積:6万5346m2
 構造:5階建て、鉄骨造、免震構造
 設備:非常用発電設備/防虫・セキュリティ設備など

Last Updated : 2021/02/26