SGホールディングス(SGHD)は2月24日、グループで国際貨物事業・物流倉庫事業を担うSGHグローバル・ジャパンが、台湾のECモール運営PChomeグループ傘下の比比昂(bibian)との間で、台湾への販売・物流が一体化したサービス「BBチェックアウト」の提供を目的とした覚書を締結し、日本企業に向けた同サービスの提供を開始したと発表した。
SGHDによると、PChomeグループが運営する“PChomeオンライン”の会員数は1200万人を超え、ショッピング・オークションサイト、電子決済などのサービスを提供する台湾最大規模のECモール。
この傘下にあるbibianが、台湾の消費者が手軽に日本の商品を購入できる新サービスの“BBチェックアウト”を開設、SGHグローバル・ジャパンはBBチェックアウトで購入された商品の日本〜台湾間輸送を担うとしている。
またSGHグローバル・ジャパンは、台湾向けの越境ECを検討する日本企業にBBチェックアウトを活用した販売支援を行っていく。
これまでは、日本や米国のモール型ECサイトなどの代理購入先を通すことで、配送まで時間がかかっていたが、BBチェックアウトを利用することで手続きが簡素化でき、リードタイムを短縮することが可能になるという。